▶︎ ごあいさつ


2018年5月吉日

 包括システムによる日本ロールシャッハ学会(JRSC)第24 回福島大会を2018 年6 月23 日(土)から24 日(日)の2 日間,福島大学で開催させていただくことになりま した。とても貴重な機会をいただけましたこと,感謝しております。

 

 今大会のテーマは「福島から未来へ(To the Future : from Fukushima)」です。3.11 以降の“福島の今”と,“包括システムの今”を知り,そしてそれぞれの“これから”を, 心理支援に携わる視点から皆さまと共に考えてみたいという気持ちを込めて,この テーマとさせていただきました。

 福島は,包括システムを学ぶチャンスの少ない地域のように思います。3 月には研修 委員会や講師の先生方のご協力のもと,福島で初めてのJRSC 地区研修会を開催するこ とができました。包括システムという,その人らしさが生き生きと立ち現れる心理アセ スメントの魅力に初めて触れる方も多く,地区研修会で生まれたロールシャッハの出 会いを今大会につなげることができたのは,私にとって大きな喜びです。

 

 さて,このたび,基調講演と,シンポジウムの指定討論をお願いしていました,パリ・ ナンテール大学のアン・アンドロニコフ先生が,急遽避けられないご事情により,日本 にお越しになれません。そのため基調講演は,アンドロニコフ先生と共同研究を進めら れてきた,パトリック・フォンタン先生に,シンポジウムの指定討論は,津川律子先生 (日本大学)・渡邉悟先生(京都少年鑑別所)にご登壇いただきます。

 アンドロニコフ先生のお話を楽しみにお申し込みされた方も多いかと存じます。こ の度のプログラムの変更,お詫び申し上げます。

 しかしながら,急遽変更となったとはいえ,同様に充実した内容になるだろうと思え るキャスティングとなったことは幸いでした。プログラム変更に際し,ご尽力いただき ました先生方に,そしてご理解くださいました参加者の皆さま方に,心より御礼申し上 げます。

 

 JRSC 第24 回福島大会が,皆さまにとって実りある大会となりますよう,実行委員 一同,大会当日まで鋭意準備を進めてまいります。至らぬ点もあるかと存じますが,皆 さまのおいでを心からお待ち申し上げております。

包括システムによる日本ロールシャッハ学会

第24 回福島大会大会長  岸 竜馬